梅シロップの効果がすごい!クエン酸による美容・健康への効能|簡単な作り方も

爽やかな酸味が美味しい梅シロップは市販もありますが、旬の時期には自家製梅シロップを作る方も多いはず。梅と氷砂糖というシンプルな材料で作る梅シロップには、体への効果がスゴイことを知っていますか?梅シロップの効果・効能についてまとめました。

梅シロップの効果がスゴイ!

梅シロップは健康や美容への効能がたっぷりあるんです!シロップにすることで梅からエキスが抽出されるので、実そのものを食べなくてもシロップを摂ることで体に栄養成分が吸収されます。梅による効果に貢献している栄養素はコチラです。

 クエン酸の働き

”クエン酸”は梅やレモン・みかんなどの柑橘類、お酢など酸っぱい食材に含まれる栄養素で、体に様々な効果をもたらします。
梅1粒に含まれるクエン酸量はレモン2〜3個分とも言われ、果物の中でも特に含有量が高いです。
クエン酸はヌメリ汚れなど掃除アイテムとしても使えるもので、食べて美味しく・使って便利な栄養成分です。

梅シロップの効果〜健康編〜

梅シロップに含まれるクエン酸をはじめ、梅シロップが持つ栄養成分にはビタミンC・ビタミンB1・B2・ビタミンEなどのビタミン類や、りんご酸・カロテン・カリウムなどがあります。
これらの栄養素によって期待できる効能を、いくつか挙げてみました。まずは「健康編」から見てみましょう。次いで「美容編」をご紹介いたします。

 疲労回復

クエン酸による効果の中でも特に有名なものが疲労回復効果です。クエン酸には、筋肉の疲れの元となる乳酸を分解する働きがあります。筋肉痛の時は、体に乳酸が溜まっている証拠です。
また、ビタミンEも疲労物質を体外に排出して疲労を回復させる効果を持っています。血液の流れも良くしてくれるので、血の循環が良くなり体が軽くなります。

 食欲促進

クエン酸には、だ液の分泌を促して食欲を促進させる効果もあります。梅の旬は6月の暑くなり始めの時期なので、食欲が落ちやすいです。胃液や消化酵素の分泌もアップさせるため、消化吸収をサポートする働きもあります。
また、だ液が分泌されることにより口内の雑菌を抑制する働きもあるため、虫歯予防や口臭予防にも繋がります。

 肝機能アップ・血液サラサラ

梅には肝臓機能をアップさせる働きがあり、肝機能を強くしたりアルコールを分解して二日酔いの解消に効果をもたらします。
普段よくお酒を飲む方は、梅シロップを日常的に摂ることで肝機能を高め、肝臓に関わる病気や二日酔いのリスクを減らすことができます。

 動脈硬化・血栓予防

クエン酸には血液をサラサラにしたり、血流をよくして免疫力を高める効果もあります。揚げ物やラーメンなどを脂っこいものをよく食べる食生活の人や、運動をしない人は血液がドロドロになりやすく、動脈硬化や血栓ができるリスクが高くなります。
“血液ドロドロ=生活習慣病”に直結する問題なので、血液はサラサラに保つことが大切です。梅が含むクエン酸を摂ることで、これらの生活習慣病を予防することもできます。

 カルシウム・鉄分の吸収サポート

クエン酸にはカルシウムや鉄分など、体に定着しにくいミネラル類の吸収をサポートする働きがあり、骨粗しょう症予防や貧血の改善・予防にも効果があります。
カルシウムや鉄分は吸収効果が低いため、骨が弱くなる高齢の方や成長期のお子様は特に必見です。

梅シロップの効果〜美容編〜

梅シロップによる効果“美容編”には、どんなものがあるのでしょうか?毎日継続的に飲み続けることで期待できる効能はコチラです!

 美肌効果・アンチエイジング

梅シロップには美肌作りには欠かせないビタミンCやビタミンEが含まれています。ビタミンC・Eには抗酸化作用があり、体の老化の原因となる活性酸素を抑制して老化スピードを弱めるアンチエイジング効果があります。それにより、肌のシミ・しわ・そばかすの改善など美肌に効果テキメンです。
また、クエン酸には腸の働きを阻害する悪玉菌の増殖を抑える働きや、腸を刺激して便を排出させる運動を促す働きがあり、便秘解消効果も期待できます。
腸内環境が良くなると体内の老廃物が排出されるため、ニキビなどの吹き出物改善にも効果的です。

 むくみ解消・予防

梅シロップにより血流が良くなったり便秘が解消されることで、むくみの解消や予防に効果があります。
梅が持つカリウムにも体内の余分な塩分を排出する利尿作用があるため、むくみに効果的です。カリウムは女性の大敵である冷え性を改善する効能もあります。

梅シロップの簡単な作り方・コツ

梅シロップの作り方をご紹介します。梅には完熟前で緑色をした青梅と、完熟して黄色〜オレンジ色みがかった完熟梅がありますが、「どっちで作るのがいいの?」と思いませんか?梅シロップに向いているのは青と言われています。

青梅を使う理由

青梅は完熟梅よりもエキスがたっぷり出るので、酸味が効いたさっぱりした梅シロップを作ることができる!

ちなみに、完熟梅で作ると酸味控えめで優しい味わいになります。完熟梅は漬けている間に実が傷んでカビが生えやすくなるという特徴もあります。
さて、それでは青梅と完熟梅お好きな方で梅シロップを作ってみましょう!下処理のコツはコチラです。

 梅の下処理でおいしく!

梅シロップを作る時は、まず梅の下処理・下ごしらえをします。

  1. 冷水で洗い1〜2時間水に浸けてアク抜きをする
  2. ペーパーや布などで水気をしっかりと拭き取る
  3. ヘタを爪楊枝や竹串で取り除く
  4. フォークで梅に何箇所か穴を開ける
  5. 梅を冷凍庫に入れて一度凍らせる

実は梅にはアクがあり、そのまま使うと”苦味・渋味・えぐみ”の原因となります。アクは青梅に多く含まれ、完熟するにつれ消えていくので完熟梅を使用する場合アク抜きは必要ありません
アク抜きが終わったらヘタを取り除きます。ヘタ付きのままシロップにすると、こちらもえぐみの原因となるので全て取り除きましょう。爪楊枝や竹串を使うと簡単に取ることができます。


また、梅に水気が残っていると漬けている間にカビなどのトラブルとなるので、キッチンペーパーや布などでしっかり水分を拭き取るようにしましょう。梅に穴を開けるのは、梅エキスをより多く抽出するためです。
梅は冷凍しなくても作ることできますが、冷凍することで梅の細胞組織が壊れるため、より多くの梅エキスを抽出することができますよ!梅は数日で熟れて色づいてくるので、購入後すぐに梅仕事ができない時にもオススメです。

 容器の下処理でカビさせない!

梅の下処理・下ごしらえができたら次は容器の準備です。容器の殺菌消毒はカビ予防になります。

容器の下処理

●容器がビンの場合…熱湯を入れて殺菌消毒!フチやふたにも忘れずに
●容器がプラの場合…アルコールスプレーでしっかり拭く!

梅シロップは保存中に容器の中がカビてしまうことも少なくありません。使う前に殺菌消毒することでカビを防ぐことができるので、必ず行いましょう。
プラスチック製の容器は熱湯により変形してしまうので、アルコールスプレーを使って殺菌します。

 作り方の手順

梅と容器の下処理が終わったら、いざ梅シロップを作ります!他に必要な材料は梅と同じ量の氷砂糖で、梅の旬である5月下旬〜6月になるとスーパーにも並びます。梅シロップの作り方はコチラです。

梅シロップの作り方・手順

1. 容器に梅を一段入れる
2. その上に同じ量の氷砂糖を入れる
3. これを繰り返し全て入れ終えたら完了!

梅シロップ作りのコツは、梅と氷砂糖が同じ量で層になるよう容器に入れていくことです。一番上は、梅ではなく氷砂糖で終わるようにしましょう。

 飲み頃はいつ?梅はいつ取り出す?

ここまでの作業が完了したら後は待つのみ!飲み頃は10日〜2週間後となります。10日も立つと梅からエキスが出てしわしわになってくるので、梅を容器から取り出します。

梅を取り出す理由

梅を長期間入れたままにすると酵母の力によって発酵し、カビが生える原因となるため

梅には常在菌として酵母がいるため、10日以上保存容器に入れておくと発酵して小さな泡が出たり、梅の実にカビが生えることがあります
「カビが生えた梅シロップは飲めるの?」と思うかもしれませんが問題ありません◎ カビが生えた梅を見つけたら取り出し、梅シロップを飲む前に1度鍋に入れて沸騰させると良いでしょう。

まとめ

  • 梅シロップには梅が持つクエン酸による効果効能がスゴイ!
  • 【効果〜健康編〜】疲労回復 / 食欲増進 / 二日酔い予防 / 血液サラサラ / 動脈硬化予防など
  • 【効果〜美容編〜】しわ・シミ・吹き出物の改善 / むくみ解消 / 便秘解消など

普段は梅干しとして食べる機会の多い梅ですが、旬の時期にはぜひ健康と美容に効果抜群の梅シロップを作ってみましょう。梅・氷砂糖・容器があれば簡単に作ることができるので、お試しください!