桑の実(マルベリー)が甘くないのは腐ってる?毒はない?保存方法・賞味期限

桑の実(マルベリー)は、自生していることもある自然の果物です。味や栄養など正体があまり知られていない桑の実についてまとめてみました。
また、甘くなかったり、カビが生えてしまった!なんてことはないでしょうか?正しい保存方法賞味期限についてもご紹介いたします。

桑の実(マルベリー)ってどんな果物?

桑の実は食べる機会の少ないですが、自生もしている自然の果物です。桑の実の味や旬の時期について解説します。

 どんな味?

桑の実の味は酸味をベースに甘みがあり、糖度は8〜15度です。品種によっては糖度25度を超えるものもあり、甘みの方が強いパターンもあります。
食感はややぷちぷちとしていて、口の中で果汁がたっぷり広がります。

 甘くない原因は、完熟していないから!

桑の実は赤色に色づいていても、食べると甘くないことが多いです。これは完熟していないことが原因で、赤色→黒色になるまで待つことで甘さが増します

 旬の時期

桑の実が食べられるようになる時期は、6月上旬〜6月下旬の短い期間です。
実を付け始めるのは4〜5月ですが、この時点では白く、徐々に赤黒くなり収穫できるのは6月となっています。

桑の実(マルベリー)の栄養と効能

甘酸っぱい桑の実には、美容や健康効果の高い栄養が多く含まれています。詳しい栄養成分と効能について解説します。

 栄養

桑の実の赤黒い色は”ポリフェノール”で、強い抗酸化作用殺菌作用を持っています。ポリフェノールには様々な種類がありますが、桑の実が持つのは“アントシアニン”・”フォトケミカル”・”ゼアキサンチン”などです。
また、ビタミンCも多く、みかんよりも高い含有量です。ビタミンEカリウムも含まれています。

各ポリフェノールの特徴

●アントシアニン…ブルーベリーなど紫色の野菜や果物に含まれる
●フォトケミカル…野菜や果物の色素・苦味・香り成分に含まれる
●ゼアキサンチン…緑黄色野菜に多く含まれる

 効能

桑の実に含まれる栄養成分には、抗酸化作用によるアンチエイジング効果や、がん細胞の生成を抑えてがんを予防する効果などがあります。それ以外の効能はこちらです。

桑の実の効能

●血糖値の上昇を抑える
●美肌効果/美容効果
●免疫力の向上/風邪予防
●眼精疲労の回復
●コラーゲンを生成して肌の潤いを保つ
●むくみ解消
●体内の塩分量を適正に保つ

桑の実に毒はある?

桑の実は日常的に食べる果物ではないため、「毒がある?」と思われることが多いようです。ですが、桑の実に毒性はなく安全な果物です!

 桑の実を食べ過ぎるとどうなる?

桑の実を食べ過ぎた時の副作用ですが、過剰摂取により影響が出る成分はこれといって含まれていません◎
水分量が多いので、お腹が弱い方はゆるくなる可能性があります。1日に50gを摂取量の目安とし、たくさん食べ過ぎないようにしましょう。

桑の実(マルベリー)は腐るとどうなる?見分け方

では、桑の実が腐るとどうなるのでしょうか?傷んだ桑の実・腐った桑の実・劣化した桑の実の見分け方のポイントを「味・見た目・臭い」別にチェックしてみましょう!

 腐った桑の実の味

腐った桑の実は、食べるとホコリっぽい味がします。また、桑の実ベリーの味が薄く水っぽかったり、味がスカスカに感じることも。
見た目で腐っていることに気づくのがBESTですが、万が一食べてしまった場合、このような味に変わっているので注意しましょう。

 腐った桑の実の見た目

腐った桑の実の見た目には、色々なパターンがあります。

●白っぽく変色している
●じゅくじゅくして柔らかい
●水が出てびちゃびちゃしている

●溶けて形が崩れている
●カビが生えている 

カビが生えたり変色しているのは腐っているとすぐにわかりますが、パックから出したら汁気が出てびちゃびちゃになっていたり、持つと凹むほどじゅくじゅくして柔らかい場合も腐っています。
また、白くてふわふわしたカビが生えやすいのも特徴です。購入直後でもすぐに生えることがあります。

 腐った桑の実の臭い

腐った桑の実は、カビ臭いにおいがします。ぷんぷんと強く臭うことは少なく、臭いよりも見た目の変化の方が大きいのが特徴です。

桑の実(マルベリー)が腐る原因

桑の実が腐る原因には、保存状態の問題があります。具体的な原因はこちらです。

NGな保存状態

●桑の実同士が密着した状態で保存している
●水分が付着した状態で保存している
●購入後時間が経ってしまった
●常温で保存してしまった

成長環境が原因の場合はどうすることもできませんが、保存状態が原因の場合は防ぐことができますよ◎
桑の実はぶつかり合っている部分が傷みやすく、容器の中でぎゅうぎゅう状態だとすぐに傷んでしまいます
また、カビは水分や温かい場所を好むので、水分が付いていたり常温保存してしまうとすぐに腐ってしまいます

カビた桑の実を食べたら食中毒になる?

腐った桑の実にはカビ菌が付いているので、食中毒になることも。多少の量では症状は出ないこともありますが、普段からお腹が弱い方や、体調不良で免疫が下がっている時は要注意です。

腐った桑の実の食中毒症状

腹痛・下痢・吐き気・嘔吐など

 加熱すれば食べられる?

カビ菌は加熱することで殺菌できる?と思う方もいるようですが、残念ながら加熱しても菌は完全に死滅しません
また、腐った桑の実は味や風味も落ちているので、美味しくありません。

桑の実(マルベリー)を日持ちさせる保存方法・賞味期限

桑の実を長持ちさせる保存方法賞味期限について解説します。常温保存・冷蔵保存・冷凍保存の方法と、それぞれの日持ちはこちらです。

 常温保存

桑の実は涼しい時期であれば常温保存もできますが、家庭では冷蔵庫や野菜室に入れた方が長持ちします

桑の実の旬は6月上旬〜6月下旬の暖かい時期!常温保存は腐敗を早める原因に

涼しい部屋の中で保存する場合の賞味期限は1〜2日が目安です。

 冷蔵保存

桑の実は冷蔵庫や野菜室で保存した方が、鮮度を保ち長く保存することができます。傷むのが早いので、できるだけ早い消費がオススメです。

長持ちさせる桑の実の保存

●桑の実が重なっている場合、パックから出して別の容器に入れ替える
●水分がついている時はペーパーで拭き取る
●乾燥させないよう容器のフタは閉める

桑の実を長持ちさせるには、桑の実同士が触れ合わないこと・水分がついていないことが重要です。
また、乾燥すると水分が蒸発して萎んでしまうので、容器のフタはしっかり閉めて保存してください。冷蔵での賞味期限は3〜4日が目安です。

 冷凍保存

より長く日持ちさせたい時には、冷凍保存もオススメです。賞味期限は約1ヶ月が目安ですが、デメリットもあります。

桑の実は冷凍すると…
●水っぽくなる
●味が薄くなる
●べちゃっとする

味や食感・風味が落ちてしまうので、冷凍桑の実はジャムに加工したりヨーグルトに入れると美味しく食べることができます♩

桑の実ジャムには効能たっぷり!消費レシピ

桑の実はそのまま食べると甘酸っぱい味ですが、アレンジしたい時は「桑の実ジャム」がおすすめですよ♩
自生している桑の実を食べる時は、加熱することで殺菌できるので衛生面的にも◎です。簡単な作り方をご紹介します。

桑の実ジャムの作り方

1. 桑の実をよく洗いペーパーで水気を拭き取る
2. ヘタが付いている場合は取り除く
3. 鍋に桑の実と砂糖を入れて形が崩れるまで弱火で煮る
4. レモン汁を少量入れ、とろみが付いたら完成!

砂糖の量は、お好みの甘さに合わせて調整してみてください。桑の実は酸味が強いので、甘いジャムにしたい時はたっぷりめに入れましょう。

まとめ

  • 腐った桑の実の見分け方は、カビ/臭い/白く変色/じゅくじゅく/汁気が出ている など
  • 桑の実が腐る原因は水分と乾燥!傷みやすいので丁寧な保存方法が長持ちのコツ

桑の実は傷みやすい果物なので、購入後の保存状態が長持ちさせるカギとなります。最後まで美味しく食べるために、正しい保存方法で桑の実の鮮度を保ちましょう♩