ジューンベリーの実は腐るとどうなる?食べ方・日持ち・保存方法

ジューンベリーは、ジャムやタルトのデコレーションに使われるベリー系の一つですが、味や栄養など正体があまり知られていない実でもあります。
そんなジューンベリーの正しい保存方法賞味期限・腐った時の見分け方について紹介いたします。

ジューンベリーとはどんな果物?

ジューンベリーは食べる機会が少ない実ですが、北アメリカ北東部を原産とするバラ科の植物になる小さな赤い実です。
6月に実が熟すことが『juneberry(ジューンベリー)』という名前の由来です。その味や旬の時期について解説します。

 どんな味?まずい?

ジューンベリーの味は酸味は弱くほんのりとした甘みがあります。クセはなく、食感はややぷちぷちとしていて、口の中でじゅわっと中の果肉広がります。

 熟すと赤色→濃い紫色に変化する

ジューンベリーは種類によって、種が口に残るものとそうでないものがある。

 旬の時期

ジューンベリーの旬の時期は、6月〜7月上旬の夏の期間です。実自体は5月に付け始めますが、食べられるのは6月以降となります。

 生産地

ジューンベリーは販売用として栽培されていることがほとんどなく、育てやすい庭木なのでガーデニングとして栽培されています。
広く分布しているのは、カナダのニューファンドランド州からオンタリオ州まで、またアメリカのメーン州からアラバマ州にかけての標高200m以下の低地です。

フサスグリとクランベリーとのの違い

ジューンベリーとよく似たベリー系に、「フサスグリ」や「クランベリー」があります。この2つとの違いは、実のジューシーさと酸味です。

違いは?

●フサスグリ…潰すと果汁が弾ける / 酸味が強い
●クランベリー……果汁が少なく潰してもあまり果汁が出ない / 酸味が強い

クランベリーはフサスグリほどみずみずしくありません。また、フサスグリには透明感がありますがクランベリーはそうでないのも違いの一つです。どちらも酸味があるのが、ジューンベリーと異なる点です。

ジューンベリーの栄養と効能

あまり食べられていないジューンベリーですが、美容や健康効果の高い栄養が多く含まれています。詳しい栄養成分と効能について解説します。

 栄養

ジューンベリーには、強い抗酸化作用を持つポリフェノールの一種であるアントシアニンビタミンB6が豊富に含まれています。また、ビタミンCカルシウム食物繊維も主な栄養成分です。

 効能

ジューンベリーに含まれる栄養成分には、抗酸化作用によるアンチエイジング効果や、がん細胞の生成を抑えてがんを予防する効果などがあります。それ以外の効能はこちらです。

ジューンベリーの効能

●美肌効果/美容効果
●免疫力の向上/風邪予防
●眼精疲労の回復
●コラーゲンを生成して肌の潤いを保つ
●骨や歯を丈夫にする
●便秘解消/整腸作用

ジューンベリーに毒性やアレルギーはある?

ジューンベリーは日常的に食べる果物ではないため、「毒やアレルギーがある?」と思われることが多いようです。ですが、ジューンベリーに毒性やアレルギーはなく安全な果物です!

ジューンベリーは腐るとどうなる?見分け方

ジューンベリーが腐るとどうなるのでしょうか?傷んだジューンベリー・腐ったジューンベリー・劣化したジューンベリーの見分け方のポイントを「味・見た目・臭い」別にチェックしてみましょう!

 腐ったジューンベリーの味

腐ったジューンベリーは、食べると苦い味がします。また、味が薄く水っぽかったり、味がスカスカに感じることも。
見た目で腐っていることに気づくのがBESTですが、万が一食べてしまった場合、このような味に変わっているので注意しましょう。

 腐ったジューンベリーの見た目

腐ったジューンベリーの見た目には、色々なパターンがあります。

●白っぽく変色している
●じゅくじゅくして柔らかい
●水が出てびちゃびちゃしている

●溶けて形が崩れている
●カビが生えている 

カビが生えたり変色しているのは腐っているとすぐにわかりますが、汁気が出てびちゃびちゃになっていたり、持つと凹むほどじゅくじゅくして柔らかい場合も腐っています。
また、白くてふわふわしたカビが生えやすいのも特徴です。

 腐ったジューンベリーの臭い

腐ったジューンベリーは、カビ臭いにおいがします。ぷんぷんと強く臭うことは少なく、臭いよりも見た目の変化の方が大きいのが特徴です。

ジューンベリーが腐る原因

ジューンベリーが腐る原因には、保存状態の問題があります。具体的な原因はこちらです。

NGな保存状態

●ジューンベリー同士が密着した状態で保存している
●水分が付着した状態で保存している
●購入後時間が経ってしまった
●常温で長期間放置してしまった

成長環境が原因の場合はどうすることもできませんが、保存状態が原因の場合は防ぐことができますよ◎
ジューンベリーはぶつかり合っている部分が傷みやすく、容器の中でぎゅうぎゅう状態だとすぐに傷んでしまいます
また、カビは水分や温かい場所を好むので、水分が付いていたり常温保存してしまうとすぐに腐ってしまいます

ジューンベリーを日持ちさせる保存方法・賞味期限

ジューンベリーを長持ちさせる保存方法賞味期限について解説します。常温保存・冷蔵保存・冷凍保存の方法と、それぞれの日持ちはこちらです。

 常温保存

ジューンベリーは涼しい時期であれば常温保存もできますが、家庭では冷蔵庫や野菜室に入れた方が長持ちします

ジューンベリーの旬は6月〜7月の暖かく湿気のある時期!常温保存は腐敗を早める原因に

涼しい部屋の中で保存する場合の賞味期限は1〜2日が目安です。

 冷蔵保存

ジューンベリーは冷蔵庫や野菜室で保存した方が、鮮度を保ち長く保存することができます。傷むのが早いので、できるだけ早い消費がオススメです。

長持ちさせるジューンベリーの保存

●ジューンベリーが窮屈に重ならないようにする
●水分がついている時はペーパーで拭き取る
●乾燥させないよう容器のフタは閉める

ジューンベリーを長持ちさせるには、ジューンベリー同士が触れ合わないこと・水分がついていないことが重要です。
また、乾燥すると水分が蒸発して萎んでしまうので、容器のフタはしっかり閉めて保存してください。冷蔵での賞味期限は3〜4日が目安です。

 冷凍保存

より長く日持ちさせたい時には、冷凍保存もオススメです。賞味期限は約1ヶ月が目安ですが、デメリットもあります。

ジューンベリーは冷凍すると…
●水っぽくなる
●味が薄くなる
●べちゃっとする

味や食感・風味が落ちてしまうので、冷凍ジューンベリーはジャムに加工してヨーグルトに入れると美味しく食べることができます♩

ジューンベリーの食べ方

ジューンベリーはそのまま食べるとあまり味がないので、アレンジしたい時は「ジャム」や「タルト」、「ケーキ」がおすすめですよ♩
自生しているジューンベリーを食べる時は、加熱することで殺菌できるので衛生面的にも◎です。簡単な作り方をご紹介します。

 タルト・ケーキ

ジューンベリーを砂糖で煮詰めたものをタルトやケーキに使うと美味しいです。ビタミンCも豊富なので、美容効果もバッチリですよ。

 ジャム

ジューンベリーの甘みはほのかなものなので、砂糖を加えてジャムにすると食べやすいです。レモン果汁を入れることでとろみが出るので、お忘れなく…!

まとめ

  • 腐ったジューンベリーの見分け方は、カビ/臭い/白く変色/じゅくじゅく/汁気が出ている など
  • ジューンベリーが腐る原因は水分と乾燥!傷みやすいので丁寧な保存方法が長持ちのコツ

ジューンベリーは傷みやすい実なので、購入後の保存状態が長持ちさせるカギとなります。最後まで美味しく食べるために、正しい保存方法でジューンベリーの鮮度を保ちましょう♩